これは、ある日ふいに時を超えて語りかけてきた ―― 小さな宝物の物語。
それは――
かつて、今は亡き父へと贈られた品。
小さな印が刻まれたその姿は、父の掌に馴染み、
ある日までは、確かに時を共にしていた。
だが、ある境の日を最後に、
それは静かに箱へと戻され、
以降、使われることはなかった。
けれども父は、それを手放すことなく
大切に、大切に保管していたという。
時は過ぎ、表面には変色やくすみが浮かんでいる。
使われなかった時間そのものが、肌理(きめ)となって染みつき、
磨かれなくなった金属は、光を吸い込み、**古びた歴史の色**を
まとっています
それでもなお、そこに宿るものがある――
面影。
記憶。
そして、こころ。
だからこそ思うのだ。
これもまた、名もなきひとつの装心具なのだろう、と。
身近な品にも、記憶や面影が宿っていることがある。
それはもう“ただのモノ”ではなく、心を映す小さな証。
これを目にしたとき、ふと感じたんだ。
=「これは僕にとって、装心具の原点のひとつかもしれない」=と。
「たとえ使われなくなっても、変色やくすみがあっても――
そこに想いや面影が息づいているのなら、それはやはり、
装心具と呼ぶべきモノなのだろう。」
実はこの品は、僕がものづくりを始めた頃に、
道具を揃えて印を刻んだひとつのZIPPO。
父への贈り物であると同時に、
僕にとって創り手としての第一歩でもあったのです。
そして僕は問い続けてきたのです。
何をカタチしてゆきたいのかを…
《すべてのこころへ届くよう想いを込めて》
スプリングオブハートのモチーフは、
こころ。
こころの森で、生まれたもの
むかしむかし、
こころの奥の、誰も知らない小さな森に
「想いのかけら」がぽとりと落ちました。
そのかけらは、
風の音を聞いてかたちを考え、
月の光に照らされながら色を選びました。
ときどき、失敗もしました。
「これじゃない」と、森の木々が首をふるのです。
でもそのたび、またゆっくり、
何度でもはじめからつくり直しました。
そうしてできたのが――
Spring-of-Heartが象る、
小さな、でも大切な装心具。
それは、ただ身につけるものではなくて、
持つ人の心に寄り添って、
ときに勇気を、ときにやさしさを届けてくれる
魔法のようなもの。
朝がつらいとき、
なぜだか笑えるとき、
ほんの少しだけ前を向きたいときに
そっと、そばにいるためのものです。
あなたの物語にも、
このちいさな光が、
静かに灯りますように。
誰もが自分の物語をもっている
身に着けることで忘れない想いのしるし♪
Spring-of-Heartを
あなたの物語に そっと添えて
頂けたら嬉しいです♪ そして
モノづくりへの想いも
もっと知って頂きたいです。
日々全力でこころと技術を磨いて装心具をつくっていきます。
どうぞよろしくお願い致します。
お手入れなどに関して→【100年200年と受け継がれるもの】
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▼こちらはSpring-of-Heartのカタログ(※PDF形式)です。
Spring-of-Heart物語ご覧ください♪
装心具を一部取り扱って頂いています
YAMAKI BAR 【多治見市栄町1-46 浪花ビル2F】
詳しくはコチラ→YAMAKI BAR
お近くへお住いの方はぜひ足を運んでみてください。
これは”ひとつのきっかけ”にすぎない
ここから先は身に着ける
あなたの物語へと繋がってゆく・・・
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Spring-of-Heart
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”アトリエSpring-of-Heart/こころのはる”
ここでは”3000年後に語られる物語&想いの装心具がつくられています
Spring-of-Heartのカタログ(PDF形式)
Spring-of-Heart物語
https://kokoronoharu.handcrafted.jp/
https://www.heart-diary.spring-of-heart.com/
https://spring-of-heart.com/beans.html
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