ここはゴーウー地方の小さな町、ドリズ。
雨の多いこの地では、作物も育ちにくく、
人々のこころもどこか曇っていた。
それを変えたいと願っていたのは、少年ハレル。
ある豪雨の朝、屋根裏で見つけた古い木箱。
そこに眠っていたのは、《TellBell》と刻まれた小さなベルだった。
《チリンッ♪》
澄んだ音が響いた瞬間、ハレルの胸にひらめきが走る。
「町に、笑顔を取り戻したい――」
雨の中、屋根に登り、願いを込めてベルを鳴らす。
《チリンッ♪ チリンッ♪》
すると不思議なことに、雨雲はほどけ、
やがてお日様が顔をのぞかせた。
大地には芽が息づき、
人々のこころにも、やさしい光が差し込む。
そのベルの名は――《てるべる坊主》。
こうしてハレルは、
こころの曇りを晴らす音色を手に、
次の笑顔へと旅立っていったという。

In a small town called Driz in the Gowu region,
rain fell more often than not.
Crops struggled to grow,
and the people’s hearts were often clouded as well.
The one who wished to change that
was a boy named Harel.
One stormy morning,
he discovered an old wooden box in the attic.
Inside lay a small bell engraved with the name “TellBell.”
Chirin…♪
The clear, gentle chime rang out—
and in that instant, an idea sparked within him.
“I want to bring smiles back to this town—”
Through the pouring rain,
he climbed onto the roof and rang the bell with all his heart.
Chirin…♪ Chirin…♪
Then, as if by magic,
the heavy clouds began to part,
and soon the sun peeked through.
New sprouts stirred from the earth,
and a soft light returned to the people’s hearts.
He named the bell—Teruberu Bozu.
And so,
with a melody that could clear the clouds of the heart,
Harel set off on a journey
to find even more smiles.


すべてのこころへ、届くように。
想いを込めて、装心具をつくっています。
誰もが、それぞれの物語を持っている。
身に着けることは、
忘れたくない想いに、そっと触れ続けること。
Spring-of-Heartを、
あなたの物語に――
そっと、添えていただけたら嬉しいです。
そしてもし、よければ。
この装心具たちが生まれるまでの“想い”にも、
少しだけ耳を傾けてみてください。
日々、こころと技を磨きながら、
ひとつひとつ、丁寧にかたちにしています。
――どうぞ、よろしくお願いいたします。
お手入れなどに関して→【100年200年と受け継がれるもの】

これは”ひとつのきっかけ”にすぎない
ここから先は身に着ける
あなたの物語へと繋がってゆく・・・
in your heart
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Spring-of-Heart
装心具のご購入、不明な点は
info@spring-of-heart.comまでお問合せ下さい。
【案内人の休息】
土日や祝祭日は、案内人も筆を置き、
装心具の書庫は静かに扉を閉じております。
この間に頂いたお手紙(お問合せ)や
ご注文への返信は、扉が開く月曜日より
順次行わせていただきます。
静かな夜を過ごすように、
どうぞゆっくりとお待ちくださいませ。

愛知・春日井の地にひっそりと佇む、
アトリエ「Spring-of-Heart/こころのはる」。
ここでは――
遠い未来、3000年後にも語られるような
物語と想いを宿した装心具が、今日も生まれています。
